頑張る若手農家さん(高森町)!こんな働き方もある!

「一緒に農業しませんか!」「研修も任せてください!」「一度体験に来ませんか!」「たまにそば屋にも立ってみませんか!」

市田柿・ねぎ等の栽培をベースにし、地域の農家を増やしたい、遊休農地を減らしたい、地域を盛り上げたい!と熱い思いで農業をされている手塚勇さん(42)。

実は手塚さん、小松屋(株)として会社を立ち上げ、昨年「肉そば こまつ家」を自宅敷地内にオープンさせました。「市田柿農家さんが肉そば屋さんを始めるんだって!」と地域内外でとても話題になり、今ではお昼の時間帯などはいつも駐車場はいっぱいです。

なんと肉そばには手塚さんが栽培する市田柿がふんだんに使われており、肉を煮る時に市田柿を入れることで肉が柔らかくなり甘味とコクが増すそうです。そして大量の薬味ねぎも手塚さんが栽培。もちろんJAや直売所等にもたくさんの市田柿などを出荷され、農家としてバリバリ働く手塚さんですが、就農して約20年、新しい農業での働き方ということで思い切った挑戦でした。

手塚さんは近年の高齢化による農家減少、管理できない農園の増加などをとても心配され、本気で農業をやりたいと思う人の力を集めてこの地域の農業を守りたいと話します。

「一緒に農業やりませんか?いつでも見に来てください。体験しに来てください。新規就農希望者の方、うちの会社の社員として農業をやりたい方、一緒に農業で可能性を広げませんか!!!」とても優しい口調で、でも真剣な強い眼差しで語ってくれる手塚さんです。

冬の新・農業人フェアでは、南信州ブースに手塚さんが登場されるかも?!お楽しみに~。