立派な市田柿ができました

研修所では10月末から研修内容がきゅうりから市田柿へと移りました。

ビニール紐に名前を書いて管理
2020/7/30の市田柿の様子

研修生は1人1本の柿の木の管理を任されて、きゅうり研修と並行して摘果や消毒作業、圃場の草刈り等を行い、10月末から収穫を開始しました。今シーズンは雨や霧が少なく、干しているとどんどん乾燥が進んだので、渋みが抜けきらないという心配が多い年となっています。市田柿の原料は渋柿で、乾燥⇒湿る⇒乾燥⇒湿るを1ヵ月ほど繰り返しながら段々と干し上がる過程で渋みが抜けて、あの上品な甘さの市田柿が出来上がります。

今年初めて市田柿の加工工程を学んだ研修生からは「難しい。奥が深い。手がかかっていることを実感した。」との声が聞かれました。また、各工程にかける時間配分、シワをいかにつくらずに、またできてしまったシワをどのように取るかなどの技術に苦戦したようです。ここでも「これは自分の柿」と決めて、完成まで一通りの工程を自分1人で完成させます。指導マネージャーから指導を受けながら、無事に全員が良い状態の市田柿に仕上げることができました。

日々の工程管理は「作業日報」を書くことで細かく記録している研修生が多いです。指導マネージャーからのアドバイスをもらったり、間違った認識は訂正してもらったり。これは自分が独立就農した時の1番の参考書になることでしょう。

1人1人が1から受け持ち完成まで辿り着いた市田柿。立派な市田柿ができました。「やっぱり食べてみたら美味しかった。毎日が新しい発見の連続です。」との感想がありました。