4月 座学研修

当研修制度は、新年度の研修初期に座学研修を行っています。

今年度は、4月8日(金)から3週間、毎週1日のペースで座学研修を実施しました。

JAの研修施設で学ぶ「南信州担い手就農研修生」だけでなく、南信州地域の他の研修生にも参加を呼びかけて開催しています。

今年度は「松川町果樹研修生」(3名)と「阿智村研修生」(2名)も参加してくれました。

 

以下が3日間のカリキュラムです。

4/8(金)1日間

講義内容 講師
座学研修の概要説明、南信州地域の農業について JA担い手支援室
JAみなみ信州の概要 JA総務企画課
JA営農事業とは JA営農企画課
JA畜産事業について JA畜産課
JAきのこ事業について JAきのこ課
JA販売事業について JA販売課
JA直売事業について、直売事業の活用について JA販売課
農業の現状と課題について JA担い手支援室

 

4/14(木)半日間

講義内容 講師
長野県・南信地区の果樹栽培について 長野県 南信州農業農村支援センター

技術経営普及課

長野県・南信地区の野菜栽培について 長野県 南信州農業農村支援センター

技術経営普及課

JA農産事業について(野菜・花卉・水稲) JA農産課
胡瓜・野菜の販売事業について JA販売課 野菜販売担当

 

4/21(木)半日間

講義内容 講師
果実・市田柿事業について JA果実柿課
JA共選果実(桃・梨・りんご)販売事業について JA販売課 共選果実販売担当
JA市田柿・振興果実(ぶどう等)販売と展望について JA販売課 市田柿・ぶどう等販売担当
市田柿の歴史、栽培基礎・加工技術基礎について 研修指導マネージャー(市田柿)
JA農業資材事業について JA農業資材課
まとめ JA担い手支援室

 

~受講者アンケート~(抜粋)

  • 市田柿の歴史、海外戦略やブランド戦略などを知ることができ、就農後の生産意欲がさらに高まった。2年間の研修を精一杯頑張ろうと思う。
  • 栽培を希望している品目の単価や数量の推移をデータで知ることができたので、就農品目の選定に向けて参考になった。
  • 南信州農業農村支援センターの講義は、長野県の野菜・果樹の生産の現状がデータで把握できて参考になった。
  • 1年間研修してきたことで、特にきゅうりと市田柿の講義は研修経験と照らし合わせて話が聞ける。1年目とは違う観点で話を聞けたり理解ができる。
  • 就農後は経営者になるので、農業経営のカリキュラムの充実をお願いします。
  • 農業資材の講義にもう少し時間をとってほしい。資材の実演講義の機会を設けてほしい。
  • 受講日数を増やしてでも、各講義にもう少し時間的余裕があってほしい。

など、多くの感想や意見を出してもらいましたので、研修生にとってより有意義な時間になるように、年々改善を図っていきたいと思います。