「市田柿」のシーズン真っ盛りですので、お近くのスーパーマーケットやデパートなどで見かけることも多くなっているのではないでしょうか。
皆さんは、もう今シーズンの「市田柿」は食べられましたか???
「ぽてっとした食感で甘くて、とても美味しかった!」
「そうですか、早速にありがとうございます」
そんな市田柿ですから、この冬は「市田柿」にリピートしてしまうでしょうね!(^^♪
そんなヘビーリピーターの皆さんや、新規購入の皆さんへ「市田柿からのお願い」があるんです。
①購入した市田柿の取り扱いについて
干柿表面のきめ細やかな白い粉の正体は、果実のブドウ糖が結晶化したもので、ドライフルーツで使用されていることの多いトレハロースなどではありません。
※説明するとビックリされることも多いんですよね(*^^*)
したがって、室温が高くなると白い粉が溶けることがあります。未開封であっても室温が高い場合は冷蔵庫で保管をしてください。
ちなみに、市田柿の甘さも原料をシロップ漬けしたとかではなく自然な甘みです。
②黒い点、黒く変色した部分
干柿の表面または内部に黒い点や黒く変色した部分がある場合がありますが、これは柿の渋味成分の「タンニン」(ポリフェノール)が固まったものです。
柿の表面にある場合は、黒色ではなく「青紫色」や「濃緑色」の斑点の場合もありますが、これも「タンニン」です。
③種入り
種が入っている場合があるので、お召し上がりの際にはご注意ください。
市田柿は雌花のみ花が咲くため、本来は種が入りません。しかし、市田柿栽培園地周辺に雄花が咲く品種(一部の甘柿や在来の山柿等)が栽培されていると自然に交配して種が入る場合があります。
自然現象の為、種入りを防ぐことができません。
市田柿の種はとても固いので、お召し上がりの際には十分注意してください。
今冬は、ぜひ南信州の「市田柿」を食べてみてください。
あまりの美味しさから、研修卒業生や現役研修生のように「市田柿」を栽培したくなるかもしれませんよ!
そんな時には「南信州・担い手就農プロデュース」にご相談ください。