本日、南信州は真夏の日差しを受け、暑い1日でした…(;^_^A
「涼しい」「避暑地」「高原」のイメージが強い『長野県』ではありますが、南信州はいちばん『南』に位置してますから…。
静岡県と愛知県の県境だからネ…暑い訳ですよ…。( ̄▽ ̄;)
さて、そんな中、新規就農した第3期生がきゅうりと戦っている様子を見に行ってきました。
15:30頃から巡回しましたが、皆、夕方の収穫と摘葉などをしていました。
- A氏(男性)
- 就農地:下伊那郡喬木村
- 栽培作目:夏秋きゅうり6a(露地)・市田柿
- 7/28 圃場の様子
炎天下の中、汗だくで収穫をしていました。
「生育どうですか?」
「順調です!」
楽しく農業ができているとのことで安心しました。
また、2年間の研修で教えてもらったことをそのまま忠実に実践しているだけだが、こうやってきゅうりが順調に育って収穫できているので、「研修はありがたかった」とあらためて感じているんですと笑顔で話してくれました。
とてもうれしく思いました。
市田柿は春に摘蕾をやってみたとのことで、生育の様子を見ているとの事でした。最近は園地の草刈りをしたそうです。
話をしていてビックリしたんですが、毎日午前2時半に起きて午前3時からヘッドライトを点けて収穫しているとの事でした。
「涼しいうちにできるし、そのおかげで夕方も18時台には作業が終了している」「体調はバッチリ!」との事でした。
さすがに午前3時からヘッドライトを点けて収穫している研修修了生はいませんでしたね。(^^;)
結果的に本人に合ったスタイルで農業ができればそれがいちばん良いんだと思います。
- B氏(男性)
- 就農地:下伊那郡喬木村
- 栽培作目:夏秋きゅうり4a(露地)+3a(露地→ハウスへ)・市田柿
- 7/28 圃場の様子
「どうですか?」
「定植本数も多かったですけど、とにかく最近まで収穫量が多くてとても大変だった…。」
現在は少し収穫量が減少しているタイミングとの事でしたので、少し体が休まっているのかも。
圃場の奥側のきゅうりは8月になったら止めて、市田柿の干場にするハウスの建設に備えるとの事でしたので、収穫と管理する面積は少し減ります。
ただ、手前側の圃場を収穫・管理しながら、奥側のきゅうりは、切って、枯らして、抜かなきゃいけないので、まだまだ大変な期間が続きます。
「暑い日が続くので体調に気を付けて頑張って!」と話してきました。
就農してみて感じたこととして「1人で栽培する本数は500本くらいが良さそうだ」「水はけがあまり良くない圃場の場合、灌水量の調整がとても難しい」との事でした。
- C氏(男性)
- 就農地:下伊那郡豊丘村
- 栽培作目:夏秋きゅうり3a(ハウス)+4a(露地)・市田柿
- 7/28 きゅうり圃場(露地栽培)の様子
「お!?どうしました?」
「HP用の写真撮りですか?」
「です!」
- 7/28 きゅうり圃場の様子(ハウス土耕栽培)
16:30頃でしたが、収穫、摘葉などの作業を行っていました。
摘葉がしっかりされていてスッキリしている状況でした。
現在は、少し収穫量が減少しているタイミングとの事で、もう少しで今日の収穫と摘葉などの樹勢管理も終了するとの事でした。
2人で話していると、現役研修生(第4期生)が子供を連れて登場!
「おっ!どうした!?」
「今日は休みなので見に来ました!」
現役研修生は、就農した先輩研修生の圃場を見に行って話を聞いたり、就農に向けて相談したりしています。
就農した研修修了生同士も、同期の圃場だけでなく、先輩や後輩の圃場も行き来したりして栽培に役立てています。
また、圃場準備などはお互い協力し合って進めています。
こういったコミュニティを築けることも、集団研修を用いている研修制度の良いところだと思います!
知り合いのいない、慣れない土地での就農ですから、集団研修は「アリ!」だと思います。