3月23日(水)、行政(長野県・就農地自治体)、研修所、JAの関係者が見守る中、「南信州担い手就農研修制度」第3期生3名の研修修了式を執り行いました。
JAみなみ信州寺沢組合長は「農業は大きな可能性を持った産業。市田柿を中心に優れたブランド力を持つ農産物が多いこの南信州の地で長く農業に取り組んでいただきたい。1日も早く充実した農業経営ができるようJAも引き続きサポートしていきます」と激励。
研修修了証を受け取る研修生
研修生代表による決意表明では「指導マネージャーをはじめ、多くの方のご支援をいただいた2年間の研修を生かし、地域農業の担い手として貢献できるよう精一杯農業経営に励みます」と、いよいよ始まる独立就農に向けて力強く意気込みを述べました。
第3期生の就農概要
第3期生 | 就農地 | 栽培作目 |
① | 豊丘村 | 胡瓜:4a(露地)・2a(ハウス)
市田柿:33a アマランサス(切花):4a |
② | 喬木村 | 胡瓜:6a(露地)
市田柿:13a |
③ | 喬木村 | 胡瓜:7a(露地)
市田柿:6a |
当プロデュースでは、地域農業の中核的な担い手育成を目的として研修生を募り、南信州での就農を前提としてJAの研修施設で2年間の研修を行っています。
研修では農業や農業経営の基礎と、JAが推奨する夏秋きゅうりと市田柿の複合栽培での栽培管理・加工・出荷等の技術を習得。
昨年度までに第1・2期生9名、今年度、第3期生3名が地域に根付いた農業者を目指して就農しています。