きゅうりの定植作業が一区切りついたので、今日は5名の研修生の内3名が市田柿の摘蕾(てきらい)作業に取り組みました。
摘蕾作業とは、樹に果実が着いて蕾になったら、それを適量残して残りは摘んでしまう作業です。なぜこのような作業が必要かと言うと・・・①自然に任せてすべての果実を実らせてしまうと果実の成長に養分を取られ、樹木自体に栄養がうまくまわらず樹の勢いが弱ってしまうことを回避するため、②果実を大きく実らせたいため、着果数を減らして養分を着果させた果実に回すため、この2点が主な目的です。
野菜の作業が好きな人、果樹の作業の方が好きな人、どちらも経験してみて個人差も出てきたようです。
しかし、果樹園は風がそよそよ、遠くの南アルプスの山々の素晴らしい南信州の景色を見ながらの摘蕾作業は楽しい、との声も聞けました。