JA長野中央会による長野県内新規就農者取材があり、JAみなみ信州からは当研修制度修了者(第2期生)で就農2年目の安田徳治氏(豊丘村)が取材を受けました。
10/15(土)「信濃毎日新聞」では、特に就農を目指した当時の様子が掲載されています。
息子さんの進路を家族で検討している時、「就農」もひとつの選択肢として相談会に参加していたようですが、安田さん本人が「就農」に対してどんどん前のめりになっていったそうです。
ただ、相談会などで色々な地域の話は聞いていたものの、移住就農を目指す具体的なイメージがつきづらかったそうです。
そんな中、名古屋で開催された相談会で初めて、私たち「南信州・担い手就農プロデュース」と出会いました。
担当者から「南信州担い手就農研修制度」の説明を受けて、安田さん自身初めて「農業で生計を立てる」イメージができたことから、「南信州」への「移住就農」を目指すことにしたそうです。
さっそく「南信州現地訪問見学会」や「南信州就農相談会」で南信州へ足を運んで、さらに就農に向けて具体的な相談を重ねていきました。
同時に行政との相談も重ねて、就農後の支援策や担当者の熱意から「サポート面の安心・充実」が決め手となり、就農地を豊丘村に決めたそうです。
豊丘村の地域おこし協力隊員(農業研修生)として「南信州担い手就農研修制度」第2期生に参加し、2年間の研修を経て現在に至ります。
研修で学んだ夏秋胡瓜と市田柿の生産をしていますが、もともと家族が目標としていた「果実農家」になるために、「桃」と「ぶどう」を定植しました。
近所の農家さんに早く存在を知ってもらう為に、研修期間中は毎日「真っ赤なツナギ」を着て近所を歩いていたそうです。
その甲斐あって、すぐに「今日は赤いツナギじゃないの?」と声を掛けてもらえるようになったそうです。
いつも明るく元気な安田さんですから、地域には十分溶け込むと思いますが、より早く馴染むために積極的に行動・工夫していた話を聞いて、感心させられました。
田舎での「生活しやすさ」・「農業のしやすさ」を自分から獲得しにいっている訳です。
「生涯現役」の農家に魅力を感じ、家族が望む「果実農家」として農業で生計を立てる
「農業で生計を立てることというのは、実際には簡単ではないし、作業も大変なことが多いけど、やり甲斐が多くて日々充実している!」といつも語ってくれます。
デジタル農活信州でも紹介されています → 「南信州担い手就農研修制度」第2期修了 安田徳治氏(豊丘村)「一生現役」に魅せられて | デジタル農活信州
南信州・担い手就農プロデュースでは「個別現地訪問相談」にも対応しています。
安田さんのような研修修了者を訪問し話を聞くことも可能ですので、希望される方、興味がある方は「南信州担い手就農ナビ」のお問い合わせフォームからお問い合わせください。