1月で市田柿の出荷が終わり、研修生は2~3月にかけて市田柿の剪定作業を行なったり、座学にて経営簿記の講習を受けたり、独立就農に向けた就農プラン作りを始めたりしていたこの農閑期。
また、きゅうりの時期には早朝から夜遅くまで休み返上で農作業に打ち込んでいたので、この農閑期を利用して振替休日などにも充てていました。
その中で、2005年に東京から飯田市へIターン就農された先輩農業者にお越し頂き、3名の研修生が参加し体験談や農業経営に対する思い・考え方などをお聞きしました。
ワークショップという形でまずは「栽培技術の身につけ方」「栽培技術の学習方法」「栽培技術を向上させる方法」を思いつくままに皆で付箋に書き出していきました。自分の考えを改めて客観的に知り、自分以外の人の考えを知り、刺激を受けたり納得させられたり、とても有意義な時間でした。
研修生からは、「非常に参考になった。栽培技術を向上させることが大切だということを日々考えていこうと強く思った」「かなり情報が多くてためになった。来年に生かしたい。」「なるほどなと思った部分がたくさんあり、勉強になった。またお話しを聞きたい。」などの感想がありました。
栽培技術向上に対する探究心・観察力・等、そして何より農業経営に対するその思いの強さ・信念と、非常に努力されているその姿にかなり刺激を受けたのではないでしょうか。とても有意義な時間となりました。