春から続いたきゅうりの研修の合間を縫って、市田柿栽培に必要な樹の管理や、除草作業などを行ってきましたが、いよいよ10月28日から研修は市田柿(干し柿)へと移行しました。
収穫開始から約1か月の工程を経て、白い粉をまとった(柿の内部から滲み出たブドウ糖がまとわり付いたもの)美しい市田柿が完成し、11月29日より出荷を開始しています。
市田柿は加工品のため様々な工程管理が必要になりますが、工場での大量生産と違うところはやはり気象条件の影響を受けるものであるため、毎日時間単位での干し場の温湿度管理や
綺麗に白い粉を出すための粉だし技術等、ベテラン農家さんでも毎年気苦労が多いものです。2年間の研修で基本を知り、独立後に対応できる力を養っています。
今日は私たちスタッフのもとに研修生が自分達で作った市田柿が届きました。田中指導マネージャーからも「素晴らしい出来上がり」と褒められた研修生の市田柿。美味しく頂きました。