10/13(金) AM
研修生のところへおじゃますると、
市田柿の干場の準備がおこなわれていました!
高圧洗浄機で水洗いをしています。
施設・機械・備品の洗浄は市田柿を生産していく上でとっても大切なのです。
きゅうりでは栽培→収穫→荷造り→出荷でしたが、
市田柿は栽培→収穫→加工→荷造り→出荷という作業です。
この「加工」という作業、食品加工の知識・技術が必要となってきます。
高品質な市田柿を作り上げる上で、加工の安全性と美しい荷造りは必須条件。
農家であり食品加工者、でもあるんですね。
まずは使用する施設・機械・備品の洗浄!
この後の作業は、柿のれんの消毒・洗浄をおこなっていくそうです。
「きゅうりとは違う準備がいりますね~」と、5期生。
来年度からの就農に向け、ここからの研修で知識・経験をさらに身につけていきます!
そして昨日は市田柿ブランド推進協議会で開催された「市田柿栽培・加工技術研修会」に、研修生は参加しました。
今年の生育状況の様子や、収穫適期について、
加工時における注意点などの説明がありました。
10月末に始まる収穫に向けて、柿の熟度や色づきなど、
お天気とのにらめっこは続きます。
さらに市田柿は「干し」が加わってきますので「湿度」も重要になってきます。
あたりまえですが、ただ干せばいいというわけではないんですね。
う~ん、奥が深いです・・!
さてきゅうりも終盤ですが、
ここへきて露地きゅうりが最後の踏ん張りをみせているそうです!
「いいのが採れているんです!」とのこと。
予定を延ばし、まだ収穫しています!
ハウスはおとといから1日1回の収穫になりました。
1日の収穫は150~200㎏
少ないときは100㎏近くに落ち込みましたが、
気温に合わせてハウスの温度管理をおこない、収量を維持しています。
マネージャーの巧みな温度管理指導!
積み重ねた経験値の賜物ですね。