南信州は今週に入り一気に寒さが訪れ、週のはじめには山にうっすらと雪もかかりました。
市田柿の皮剥きが終了し、研修生はきゅうりハウスの片づけに取りかかっています。
△ 留めていたところを外し、きゅうりたちを下ろしていきます。
暑くて長い今年の夏を乗り越え
11月初めまで収穫は続きました。
▽ 支柱を外し、マルチをはがしていきます。
マルチは畝にしっかり埋め込まれているので鍬で掘り起こしながら外していきます。
細かいマルチの切れ端も拾い切ります。
(プラスチックは腐らないからきれいにすること!とマネージャー)
ここでマネージャーの掛け声で研修生が集まってきました。
ネコブセンチュウがいたところを掘り起こし、根を観察しています。
昨年はネコブセンチュウの被害が多かったので、今年の春先に土壌消毒を行いました。
結果昨年より被害は抑えられたようですが、まだ潜んでいるようです。
来年の作付けのために、被害があったところは鍬で掘り起こし、根を取り除いてから管理機で耕すそうです。
土作りの重要さを感じます。
さぁ!全8棟!管理機で畝を崩していきます!
△ 管理機にもっていかれないよう、気をつけてください!
このあとハウス8棟すべて管理機で耕し終えたら、今年のきゅうりの作業は終了です。
南信州は長野県の中でも温暖で雪は少ないですが、水っぽい重い雪が積もります。
重さに耐えられずハウスのパイプが負けないように雪害対策の準備もしておきます。
今年の研修生きゅうりは
ハウス8棟で約44t
露地で約9.4t
合計約54tの収穫量でした!(過去最高)
5期生はこれできゅうりの研修が終了します。
また、9月終わりから5期生の新規就農に向けたプロジェクト会議が行われてきました。
行政の担当者の方、長野県の支援センターの方、JAの営農技術員、支所長、営農課長といった、
独立就農後、研修生に関わる全ての人が集まり、検討してきました。
1人2回ほどプロジェクト会議を行い、今週すべての会議が終了しました。
(きゅうり作業・市田柿作業・プロジェクト会議とこの時期5期生は忙しいです)
スムーズに就農していけるよう計画や手続きもしっかり準備をしていきます。
さぁ!来週から市田柿の「はざおろし」がはじまります。
JAの市田柿も来週から受入れ開始!
市田柿が全国へ出発していきます!